タイトル:Easy Coreって知ってますか?
初めまして!僕は仙台でAll Greenというバンドでをやっているカワムラエイトといいます。
MVやライブ映像、ロゴデザインなどを作るStudio Leafという事業もやっております。
堀越さんのご厚意で今回、コラム書かせていただきます!
タイトルについてですが僕は、イージーコアというジャンルの音楽が大好きです。
僕のやってるAll Greenもイージーコアの要素が多いバンドです。
ですが、とってもニッチなジャンルで全国でも、なかなかやってるバンドの数が少ないジャンルです。
なので今回は皆さんに少しでもイージーコアを好きになってもらえるように、イージーコアの
魅力をご紹介したいなと考えております。
GREEN DAYやBad Religionなどのメロコアと呼ばれた世代をメロディック・パンクの第一世代とするなら、
BLINK182やSUM41に代表されるバンドが第二世代。
FALL OUT BOY、PANIC AT THE DISCなどが第三世代なんじゃないかと言われています。
そして第四世代に当たるのが、現在のイージーコアと呼ばれるシーンだそうです。
反体制や激しさを歌った初期のメロディック・パンク。
それをよりポップに聴きやすく現代的にしたはずなのに、ニッチなジャンルになってしまったイージーコア。
果たして、なぜそうなってしまったのか?
正直、僕も疑問でなりません。もっと流行ってもいいのに・・・
そんなイージーコアですがどうやって生まれたのか?解説していければと思います。
イージーコアとは?これに関して言えば一番わかりやすいのがメタルコアのポップパンク化。
だと思います。
そもそもイージーコアの名前の由来は、2008年にNew Found Gloryが、A Day to RememberとFour Year Strong、SET YOUR GOALの3バンドを連れて、
イギリスとアメリカを周ったツアー名に由来する。と言われております。
イージ―コアの開祖となるNew Found GloryとA Day to Remember
そもそも第二世代のNew Found Gloryが付けたツアータイトルが、第四世代を象徴する名称として定着した理由は、その音楽性にあります。
New Found Gloryは、フロントマンであるギタリストのChad Gilbertが、以前Shai Huludという叙情コア・バンドのボーカルで活動していました。
チャドはNew Found Gloryでもずっしり重い金属質のメタルギターが特徴的。それなのに彼らがポップ・パンクと呼ばれた理由には、ボーカルのJordan Pundik
のハスキーでメロディックな歌声のインパクトにある。この二つが嚙み合って新たなジャンルを構築していったのではないでしょうか?
僕も昔、誰かに言われたことがあります。世の中の音楽のほとんどはミクスチャーなのだと・・・
R&Bだってリズム&ブルース・・・要はミクスチャーなのだと。
その時、なるほどなーと思ったのを覚えています。
話を戻すと、そこからメタルコアのメロディック・パンク化を意図的に演ったのがA Day to Remember
僕の一番大好きなバンドです!
彼らの場合、呪詛や憎しみに満ちたメタルコアのデス声をメロディーフレーズに乗せ、青春の苦悩の叫びへと変換し、
ダークな要素をポップ化する緻密に計算されたサウンドを展開していた。
ADTRを初めて聴いたのが17歳くらいだったかと思います。
The Downfall of Us AllのMVを観て衝撃を受けました。
重く厳ついリフやサウンド、すっと入ってくるポップなメロディー。
コミカルなMVに俺もこんなバンドをやってみたいと・・・
一番好きなジャンルは?というよく聞く質問の答えが決まった瞬間でした。
しかし、このイージーコアというジャンルの音楽、あまりにもニッチ。
好きな人がやり、好きな人が聴くジャンルに昨今なっております。
同じバンドマンでさえ初めて会ってどんなジャンルやられてるんですか?の話になると
イージーコアですというと「え~あぁ~初めて聞きました汗」と言われることが多いです。
悲しい・・・昔、あのTOKIOでさえイージーコア調の「愛!wanna be with you」という曲を出しているのに・・・
それはともかく、若かりし僕は
ピコピコした電子音にメジャースケールのポップなメロディー、
それに反した重くリズミカルなブレイクダウン、会場を巻き込むシンガロング
のイージーコアに夢中になっていきました。
そんな僕が選ぶイージーコアバンドを海外のバンド/日本のバンドで今回は紹介したいと思います!
先ずは海外から!
1.A Day To Remember「The Downfall of Us All」
https://youtu.be/CN4IIgFz93k?si=N2GKoLxNGP-B7oe1
イージーコアにハマったきかっけのバンド!
このイントロはホントにイージーコアを象徴するものだと思います!
2.Chunk! No, Captain Chunk! – All Star
https://youtu.be/0fn1jEjX5PA?si=oEB2S3pecq5Zb_3W
Smash MouthをChunk! No, Captain Chunk!がイージーコアカバーした一曲。
イージーコアのいいところはカバーとの相性がいいところ。
3.A Run For Your Money – Batten Down The Hatches, This Isn’t Gunna Be Pretty
https://youtu.be/uZ7CgAYpBM0?si=4p32s4WVd71307FQ
僕は一人っ子なのですがこういうお兄ちゃんが欲しかったな・・・
THE イージーコア
4.A Grizzly Fate – Winter In Winnipeg
https://youtu.be/1Xso0JdUw_0?si=Hy0JVgFeJKmq0Fik
こういうチープなMVもイージーコアっぽくていいよね
5.Settle Your Scores – “If Loose Lips Sink Ships, Then You’re the Titanic”
https://youtu.be/4BMlFGTKnjg?si=aoYlAYYI65MbcCm3
Settle Your Scoresはイージーコアの曲もポップパンクな曲もどっちも好き(もはや感想)
ここからは日本のバンド!
1.Kings and Queens – Bye For Now
https://youtu.be/pffy9YRzWsE?si=kQtHg3DTvMN1ERM5
K&Qは去年、はじめてライブ見に行ってほんとに好きになったバンド!
ホントにかっこいいし、イージーコアとヒップホップっていう僕の大好きが全部入ったバンド。
一番対バンしたいバンドは?と聞かれたらこのバンドを上げる。
ボーカルのあやとくんとは気づいたらイージーコアについて6時間ぐらい電話してた。
2.All Found Bright Lights – Keep It Real
https://youtu.be/7wmn7Ty5jkk?si=EuCwETMl-dDUoyLu
もうね・・・青春よね。復活してほしいです。
3.Peanuts For A Party Boy – HAHAHA
https://youtu.be/AosnRUg0yuo?si=lObbNQPzXcGOY_s5
日本のバンドで一番イージーコアを忠実にやってたのは?と聞かれたら僕はこのバンドかなーって答えると思います。
4.Launcher No.8 -【Mediocre】
https://youtu.be/U1KXoQeJ2Sg?si=dreDy0ewMnaMqbAx
大阪の女性ボーカルイージーコアバンド!
今、一番注目されているイージーコアバンド!
正直、僕がAll Greenでやりたいことを今、高いクオリティーでやってるバンドだなって思っております。
悔しいけど最高のバンド!一緒にやりたい!応援してる!けどやっぱ悔しいw僕もESPのエンドーサーなりたいw
5.Hold Out Hope – twilight syndrome
https://youtu.be/1weUuQ6IRvs?si=MYT-I27peI-ozW87
こちらも女性ボーカルイージーコアバンド!しかも秋田!同じ東北だけど今はライブはやってないみたい!
一緒にライブやりたかった!復活してーーーー!
とまぁこんな感じで10バンド紹介しました。
少しでもイージーコアバンド好きになってくれたらうれしいです!
イージーコアってぶっちゃけ演奏ムズいし同期が必要だったりで
イージーコアの道は全然イージーじゃないんですけど・・・
ぜひ、やったり聴いたりして欲しいです!
以上、カワムラエイトのコラムでした!
書かせていただいた堀越さんほんとにありがとうございました!
自分のバンドがメンバー抜けた時に鼓舞してくれたり、仕事がないときにリプルの仕事
をやってみないかと誘っていただいたり。いつもしてもらってばかりで全然返せてないなって思ってます。
今年はいろんな面で返せて良ければというか返すぞ!という決意のもと(お世話になってるほかの方にも)
頑張っていきたいと考えております!
皆さんまたライブハウスでお会いしましょう!
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