2020年12月 / BAND コラム

BAND コラム

どーも!

堀越店長からコラムの話をもらいました。

仙台でFEBLE-GRINDというメロコア(もう呼び名が古い)をやっているBass Vocalのヒロトです。

今の時代にメロコアって言葉を知っている人がいたらそれは確実に歳取ってますね。
ちなみに海外だとメロコアとは言わないそうです。基本的にはPUNKって括りになるらしい。

今のキッズに分かりやすく例えるなら、HEY-SMITHとかフォーリミとかSHANKとかlocofrankとか、、まだ居るなw
あの辺がメロコアになるんじゃないかな。
上記のバンドに憧れてバンドを始めた現役バンドマンは沢山いるでしょ。てか全然わかりやすくないな!

俺はHi-standardを聴いてこういうジャンル(メロコア)を知り、そこから海外のPUNKバンドのライブを観て衝撃を受けてバンドを始めました。
俺世代だとNOFX,BAD RELIGION,GREEN DAY,THE OFFSPRING,SUM41,NEW FOUND GLORY,NO USE FOR A NAME,MXPX、この辺りで影響を受けた人が多いと思います。

「あの時代は良かったねー!」なんてナメた事は言わないッス。昔があって今があるので。古い時代も良いし、今も良い音楽は沢山あります。

俺がバンドを始めた頃は今の時代みたいに何でも無料で観れたり聴けたり出来る時代ではなくて、それこそ人からCD借りたり口コミで情報を集めたりして好きなバンドやそのバックボーンを調べたりしてました。周りにPC持ってる人も居なかったし、携帯電話も今程ハイスペックじゃなかったからね!
そうやって調べてたどり着いた情報がとっても感動したし更にそのバンドを好きになるきっかけにもなったりしましたね。

ライブハウスもまたしかりで、非日常を体験出来るヤバい空間でした。今でこそライブハウスの店員さんは優しいけど昔は本当に怖かったり厳しい店員さん多かったです。時代ですね〜。そんな厳しい店員さんから「お前ら前にツアー来た時よりも良くなってたよ。」なんて言われた時は本当に嬉しかった。それが聞きたくてやってる訳ではないけど、自分らのサウンドはちゃんと伝わってんだなぁ!って感動して次のバンド活動のモチベーションにしてましたね。
厳しい店員さんとか上下関係があるからこそ、下手に社会人やってる奴よりバンドマンの方が物凄く常識あったりしましたね。
それはRIPPLEだってそうです。昔は堀越さんも厳しかったし打ち上げではある意味、鬼舞辻無惨のような存在でしたね。

自分のバンドマンのノウハウはRIPPLEで培われてきました。

初めてのツアー、初めてのレコーディング、初めての自主企画、初めての左膝靭帯断裂大怪我など。最後は要らねぇな。

生きてく上で仕事って必要。お金を稼がなきゃ機材買ったり打ち上げ行ったりスタジオ代支払ったりTATTOO彫ったり出来ないよね。ライブに(LIVE=生きる)って意味があるようにLIVEがLIFEになってるのも俺の中ではあります。

こんな立派な事言っといて売れてたらかっこよかったんだけどさっぱり売れてませんw
Mötley Crüeの自伝映画、The Dirtみたいに夢の印税生活じゃー!!ホテルからテレビぶん投げて毎日酒池肉林してなんて夢のまた夢の夢です。

そうなる為にはまた話が違うかもしれませんねw

コロナ禍の中でライブハウスも大変だけど、バンド解散とか活動休止とか聞きます。バンドも大変なんだ続けるのって。

辞めるのは簡単で、続ける方が本当に大変って皆言ってるけど本当にそう思います。
ライブハウスも1回潰してまた立て直せばいいじゃんとか簡単に思ってる人もいるかもしれませんが、それは全然簡単じゃないそうです。近所迷惑この上ないライブハウスが有り続けてるだけで奇跡ですよ?
堀越店長はヘラヘラしてるけど陰では皆の大切な遊び場を守ってくれてるんだよ。
そこにバンドが居てお客さんが居て、そしてそこはライブハウス、という綺麗なトライアングルのような関係あってこそ音楽シーンだと思います。

早くコロナ禍が終息して皆がライブハウスで遊べるように。バンドマンは己の技術と楽曲を磨きましょー!!

最後に俺がやってるFEEBLE-GRINDですが、5/30に4枚目のCD「TRIAMPH(トライアンフ)」を発売しました。ネットやSNS、色々調べると楽曲が聴けるから聴いてみてね!そして興味持ったらバンドやろうな!

いつでも対バンの誘い待ってるよ!

へばね★



■BAND : FEEBLE-GRIND
■PART : Vo./Ba.
■NAME : HxRxTx / Hiroto

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